月別アーカイブ:2021年03月

コラム

第三者には理解されないからこそテクニックが必要になる

先日 Twitter でもつぶやきましたが、若年死別だろうが何だろうが、死別体験というのは、その個人にとっては人生を揺らがすほどのインパクトを持っていますが、他人から見ればそれは「他人様の死」というだ ...

コラム

言葉にできるものとできないものに分けること

「どう伝えたらいいか分からない」-私自身が妻を失ってから悩んだ部分です。 哀しい、だけではうまく伝えきれていないという感覚もありつつ、でもそれ以上の言葉が見つからないという状態がずっと続きました。 言 ...

コラム

死別直後は話せる場所があるが、時間が経つとどこにも吐き出せない

喪失体験をすると、その哀しみや苦しみは想像に絶するものとなりますが、グリーフプロセスと密接に関係する「時間軸」を主として考えた時に、死別後、時間が経っても辛い状況というのは存在します。 「時間が経てば ...

コラム

自分を大切に扱うこと

愛する人を失い、哀しみに暮れる私たちはどうしても自分のことをないがしろにしてしまいがちです。自暴自棄になってしまう時もあるでしょう。 しかしそういう時期は誰にでもあるとは言え、ずっとそういう状態が続く ...

コラム

真っ暗な世界を歩く

伴侶や大切な人を喪失すると、世界が一変しますが、それは一般的に良い方向への変化ではありません。 晴れやかだった世界が、真っ暗闇の世界に変わってしまいます。天地も前後左右も分からない。自分が立っているの ...

コラム

配偶者との死別は人生最大のストレス

「喪失」というのは実に幅広く使われている言葉で、誰かが亡くなったということだけでなく、普段の生活の中に常に存在しています。 例えば、大切にしていた物が壊れてしまう、転職した、目標が無いなども喪失と捉え ...

コラム

忘れることはじょうずに思い出すこと

大切な人を失うと「せめて自分だけはあの人のことは何も忘れたくない」という気持ちが強くなります。周囲の記憶からは薄れていく中で、遺族は決して忘れるものかという決意を新たにします。 今回のタイトルは、「死 ...

コラム

「もう元には戻れない」と認める

グリーフプロセスの初期では、愛する人の死があまりにも大きすぎるため、自己防衛本能が働き、愛する人の死を受け入れることができません。 「聞き間違いだ」「何かの間違いだ」「それはウチの話ではない」といった ...

コラム

故人がいない世界への対応

私たちが住むこの世界には、愛する人が存在していていつまでも一緒にいられるものだという前提で構成されています。しかし、残念ながら、図らずも愛する人と死別した私たちにとって、この世界はまったく別物になって ...

コラム

哀しみを比べても自分の答えは出ない

喪失からくる悲嘆、哀しみという感情は、とても深く複雑なものです。何年も何年も向き合うことが必要とされる深い哀しみ。 それは愛する人との生前の関係性やそれまでの時間の密度などが密接にかかわっており、それ ...

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